医療について
作業療法士という医療専門職の役割
人によってしたいことは異なります。
たとえば、おいしいコーヒーをいれて香りを楽しむことや、インターネットでゲームや会話を楽しみたいなどさまざまで、医療専門職である作業療法士は病気やけがで低下した心身の機能があまり回復できないとわかっているときも含めて、心身機能の回復のための治療プログラムを立てたり、可能な方法で介入するプログラムを立てたりすることが可能です。
病気になっても障害があっても、自分がしたいことが出来ている人は幸せを感じることができます。
作業療法士は人々がしたいことができるようにすることに重点をおいている職業なので、医療・福祉職の中では人の幸福と健康に最も近い職業だと表現されることもあります。
人々がしたいことに関わることは容易なことではないため、そこに介入するためのさまざまな知識と技術を身につけることが重要です。
実際の支援ではさまざまな障壁があって容易ではないのですが、だからこそ、作業療法士は自分たちの仕事をやりがいに感じている人が多いです。